デザインへの興味はいつから

こんばんは。今日は作業をしていて、ふと私って…「デザイン」っていつから好きだったんだろう。と思ったので、書きます。

小学2年生の図工の作品

小学2年生、8歳くらいのときですかね。学校の図工の授業で、色のついたシャボン液をプラスチックコップに入れて、ストローで吹いてモコモコにし、画用紙に泡を描くという創造的な授業がありました。その後乾いた画用紙のに描かれたシャボン玉の形を見て、うえからクレヨンで絵を描くという手順でした。今も昔も変わりませんが、私は空間認識力が低く、絵を描くのが得意ではありません。そのため、図工の授業はとても苦手意識がありました。でも、その授業だけはとても印象的で、いまだに思い出します。

偶然できたものを、どうみるのか?どう表現するのか?というのを体感できた授業でした。よく考えると、このとき覚えた「発想の転換」「同じものをいろんな形で捉えてみる」という考え方が今も自分の仕事にいきている気がします。

図工の授業に苦手意識があった私でしたが、そのときに描いた「うさぎの絵」が市の展示会に飾られることになり、とても喜ばしい気持ちになりました。

その後も、2年生と3年生で版画の作品が展示される&入賞したこともあって、その頃から自分の思ったことを「表現」するのを楽しめていたなと感じます。

私は絵を描くのが苦手だからこそ、発想力・コンセプト・企画といった切り口でデザインを考えていたのかもしれません。

小学4年生の発表会資料作成

小学4年生から、学活の授業や総合学習の授業で、”自分たちの意見を述べ、発表する場”が増えました。

グループワークなので、班ごとに「調査」「文章作成」「フィールドワーク」「発表資料作成」など役割分担をし、発表に向けて準備をしていました。私はその当時から模造紙のレイアウトや構成を考えることが好きで、いつも発表資料作成をするリーダーになっていました。タイトルは大きく、そのほかの文章は小さくしよう!目立たせたいところは赤の太字ね!など、当時から見た目にこだわっていました…(本当昔から変わってない…笑)

パソコンで印刷することを覚える

 パソコンは小学3年生のおわりごろから触ってはいましたが、本格的に使うようになったのは小学5年生くらいからです。WindowsXPのデスクトップパソコン(メモリ256MBですよww)に入っていたソフトウェアを片っ端から開いて、「これは何ができるんだ??」「へー、文字が入力できるんだ〜」「あ、なんかやばいの開いちゃった(青ざめる)」「このイルカなに?どうやったら消えるの?」などなど。とにかく片っ端からソフトウェアを開いて、中をチェックして、動かして….何かをつくっていました。

その中で一番気に入ったのが、グリーティングカードを作成できるソフトでした。最初からおしゃれな画像やイラストが何枚かはいっており、それをレイアウトして、印刷して、切って貼って…を繰り返して何かしら作っていました。この時からですかね。印刷ボタンをおして、プリンターから出てきたときの喜び、手に取ったときの達成感などがとても快感でした。

オリジナルカードの作成と友達

印刷することに味をしめた私は、次から次へとレイアウトして印刷して、切って、カードにして、それを学校に持って行きました。うる覚えなのですが、だるまさんがころんだをしながら、カードを奪っていくゲームか何かを友達に考案して、一緒に遊んでいた気がします。毎回学校にカードを持っていって見せると、「これかわいい〜」「私はこっちかな〜」など、自分の作ったものに対して感想をいってくれるんです。それがすごく嬉しくて。

きっとここで、「イメージする」→「手を動かしてデザインする」→「印刷する」→「見せる(発表する)」→「感想をもらう」というとても初期のクライアントワークをしていたのかもしれませんwとてもいい成功体験を詰めたなと思います。

生徒会の資料と新聞作成

中学高校と生徒会に入っていた私は、小学生と変わらず、だいたい「模造紙作成」を中心に、ほかの資料作成もお願いされることが多かったです。

中学生の生徒会では応援団をしていたため、これまでの制作作業に追加して、全校生徒に対しての練習スケジュールをエクセルでつくったり、学校をよりよくするための企画書などをずっと自宅で作成していました。ここでワードとエクセルのスキルを習得し、SUM関数、DATE関数など、関数も触るようになりました。

高校でも、おなじく生徒会に入り、生徒会新聞のデザインや、文化祭のパンフレットを使いやすく・読みやすくリニューアルしました。ただつくるのではなく、ユーザビリティとブランドカラーなどを意識して制作するようになりました。使用しているソフトは相変わらずワードやエクセルですが、フリーフォントをインストールしてみたり、行間や文字間の調整、ワードにあるPhotoshopのような色抜き機能を駆使して多くのものを作成する機会をいただきました。

好きだから続いてる

結局大学も「デザイン情報学科」というデザインを扱うところに入り、念願のAdobe製品を使い倒していくわけです。大学の頃から少しずつではありますが制作のお仕事をいただき、嬉しいことに今はそれが仕事になっています。

大学入学当時は、念願の!!!!Adobe!!!!!と発狂していた日々もありましたが、今となっては、Adobe製品は毎日触っており、生きていく上で欠かせないソフトです。

こうして振り返ってみると、今も昔も変わらずデザイン・ものづくりが好きなんだと思います。

アイディアが思い浮かばなくて苦しい時もあるけど、それでもやっぱり形になると嬉しい。その感覚は、きっと物心ついた時から今までずっと変わらないのかもしれません。早いうちに、変わらないものに気づけてよかったなぁと。たぶんこの先もずっとこういうことに関わって生きていくんだろうなぁと思います。

好きこそものの上手なれ。好きなことで生きていく。

やはり素晴らしいことなのだと思います。

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